日本画用三千本膠飛鳥は、岩絵具や胡粉・水干絵具などを練るのに使う、日本画用の接着剤です。
岩絵具や胡粉・水干絵具自体には接着力がないので、膠(にかわ)で練る必要があります。
膠にもいろいろな種類がありますが、この商品はもっとも伝統的な日本画用三千本膠を元に、製法・原料及び成分を精査し、最新の技術により臭いを低減し、復元製造した三千本膠です。
- 特徴
- 「三千本膠飛鳥」は防腐剤・保存剤、漂白剤は使用していません。
- 「三千本膠飛鳥」は臭いを低減しています。
- 「三千本膠飛鳥」は粘度(滲み防止)、ゼリー強度(表面の定着)、油分(保湿、筆のすべり)をほぼ一定の規格内に納めています。
日本画用三千本膠飛鳥は棒状で、長さはおよそ30センチほど。
絵具を練ることができる状態にするには手間が掛かりますが、その代わり安価な膠です。
- 三千本膠飛鳥の使い方
- ペンチなどで適当な大きさにする(ケガをしないよう、ご注意ください)
- 一晩ほど水につけて、芯まで十分にふやかせる
- 60℃~70℃で湯煎して溶かす(温度が高過ぎると接着力が失われます)
- 溶けた膠の液を清潔な布で漉して、不純物や溶け残りなどを取り除く
- 分量の目安としては、三千本膠20グラムに対して水200cc程度が標準です。
内容量:約50グラム
1本当たりの太さ:約6ミリメートル
1本当たりの長さ:約300ミリメートル
日本製